コンテスト主催：	全日本写連連盟神奈川県本部・朝日新聞社
後援：	神奈川県、神奈川県観光協会、アサヒカメラ
協賛：	エプソン販売（株）、ハクバ写真産業(株) 　富士フイルムイメージングシステムズ（株）、　(株)アスカネット、（株）ピクトリコ、　（株）ケンコー・トキナー、(株)イーストウエスト、　SPサカモトフォト、サンディスク(株)
審査員：	写真家　「吉村和敏」氏
写真展：	2017年　8月17日（木）～8月22日(火)　　横浜新都市ビル（横浜そごう9階）　市民フロア　シビルプラザ

最優秀賞	朝日新聞社賞	全日本写真連盟賞	神奈川県知事賞

「舳の輝き」村上孝文	「音符の様に」柳川武春	「作業中」藤島茂	「装苑」横山美智男
審査員特別賞	神奈川県観光協会長賞	フジフイルム賞	アサヒカメラ賞

「不思議なトンネル」立川明	「桜満開の空」塩川幸久	「凌ぎ合い」尾崎忠夫	「お行儀よく」安斉重則
デジタルアート特別賞

「七色の罠」渡邊邦光

【総評】写真家　吉村和敏
　まずは集まった作品のレベルの高さに驚きました。スナップを例にとってみても、今まで接したことのないような個性ある作品が多く、思わず審査の手をとめて見入ってしまうほどでした。
　作品のレベルがほぼ同じで、どちらの作品を上位にしようかと迷ったとき、通常プリントの美しさで判断します。しかし、どの作品もクオリティが極めて高く、選択に時間が掛かりました。これは色々なフォトコンテストの審査をする中で、初めての経験です。
　賞に輝いた作品には、不思議な物語性が潜んでいるような気がしています。それが作品の「力」となり、観る人の心を魅了するのでしょう。
　スマートフォンやアクションカメラで、誰もが気軽に写真を生み出せる時代です。でも、説得力のある作品は、撮影者の感性や技量が重要になってきます。今回、数多くの上質な作品を目にすることで、写真の奥深さや魅力を再認識することができました。