2021年　第5回フォトコンテスト神奈川

コンテスト主催：	全日本写連連盟神奈川県本部・朝日新聞社
後援：	神奈川県・（公社）神奈川県観光協会
協賛：	(株)アスカネット、(株)イーストウエストエプソン販売（株）、（株）ケンコー・トキナー SPサカモトフォト、サンディスク(株) ダイヤミック(株)、ハクバ写真産業(株) 富士フイルムイメージングシステムズ（株）
審査員：	写真家　「佐藤倫子」氏
写真展：	会期：2021年6月10日（木）～6月15日（火）　　　10:00～17:00　(初日13：00～　最終日16：00) 会場：横浜新都市ビル（そごう横浜店９階）　市民フロア　シビルプラザ

   【総評】
  数多くの応募の中からこの度受賞された皆様、おめでとう御座います。
コロナ感染防止の影響で撮影する環境が大きく変わってしまいましたが、バリエーションに富んだ多くの作品を拝見し、応募された皆様それぞれの写真への熱意を感じました。
  神奈川県はフォトジェニックな場所が多く、写真を撮影するモチベーションも上がるとても素晴らしいところだと思います。神奈川部門の作品にはその素晴らしさをよく写し出し表現されている写真が受賞されました。自由部門の作品では視点、表現の面白さ、色使いなど個性を感じる作品が多く、日頃から撮影を楽しんでいる様子が伝わりました。
  創作部門は新しい見せ方をまだ模索している様に感じる作品が多かったです。このジャンルでの幅広い作品を今後さらに期待をしております。
そして、この度最優秀賞に選ばれました中沢賢治さん「桜の守護神」は、力強い被写体、それとは比例した美しい桜をしっかりとした色味と構図で作られた1枚でした。中沢さんの作品は他の写真もありましたが、どれもいい構図の印象に残る作品たちでした。
また他皆様の応募作品もそのほとんどが複数枚だったのに関心をいたしました。それだけ沢山の写真を撮られているのでしょう。
審査をする私も皆様の作品はいい刺激になり、今後の写真制作への力をいただいた様に思います。
どの様な状況でも写真を撮り続けることが大事なことだと私は思います。そうあることがまた自分自身に何かを感じ、次へ進めると思うのです。これからも健康で、そして楽しく写真を撮り続けてゆきましょう。